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記事10本達成!頑張った!
こんにちは、雷奈(@raihatori)です。
今回は自宅用の固定インターネット回線に関するお話です。
我が家では現在(2021年2月時点)、光コラボと呼ばれるフレッツ光からの回線卸売りサービスの一つ「ドコモ光」とプロバイダ「GMOとくとくBB」の組み合わせで固定インターネット回線を契約しています。以前はフレッツ光と老舗プロバイダ「OCN」の組み合わせで契約していました。
OCNを愛用しているうちに通信の不安定が目立つようになり、様々な対策を講じても根本的な解決に繋がらなかったため、迷った末にプロバイダをとくとくBBに変更するに至りました。
通信不安定化をきっかけにして始まったOCNからとくとくBB(ついでにフレッツ光からドコモ光)への乗り換え体験談をお話していきます。
2024年(令和6年)3月までに大部分の地域(光回線の整備が行き届いてないごく僅かな地域を除く)でADSL接続サービスの終了が予定されているため、乗り換え先を検討中の方々の参考にもなればと思います。
家に固定ネット回線を引いたきっかけ
我が家では2009年(平成21年)秋頃から10年近く「OCN」というプロバイダを利用してきました。NTTコミュニケーションズが提供する国内最大級のシェアを誇る老舗プロバイダとしてお馴染みですね。
この年の春にデザイン系の専門学校へ入学し、教材として自分専用のノートパソコンが与えられたことをきっかけに家でも固定回線が欲しいと考えるようになりました。Macを使うようになったのもこの時がきっかけです。
情報収集と検討を重ねた結果「イー・アクセス」(ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」の前身の一つ)という回線事業者が提供していたADSLサービスを契約することにしました。その時に知名度と信頼性が抜群なOCNをプロバイダに選んだのです。
その後、2012年(平成24年)に回線をNTT西日本(沖縄県はNTT西日本の管轄です)の「フレッツ光」に変更。OCNとのプロバイダ契約は維持してきました。
回線の不安定化に悩まされるように…
2015年(平成27年)頃から通信の不安定化が目立つようになってきます。通信速度が著しく低下したり、頻繁に回線の接続そのものが切断されるようになったのです。
特にネットの利用者が増える夜の時間帯や休日は、通信速度低下と通信切断が多発してかなりのストレスを感じていました。
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パソコンでオンラインゲームをよく遊んでいた弟からも「回線が不安定すぎてゲームを楽しめない!」と愚痴が溢れるように。
母からも「もう少し通信が安定している会社に変えたらどうか?」と勧められるようになりました。
ただ、プロバイダを変更するには多くのリスクが伴います。私の場合、一番のリスクは「メールアカウントの移行」です。
ほとんどのプロバイダの契約には、メールアドレスとメールボックスが付随しています。
プロバイダを解約したら当然メールアドレスも使えなくなるし、メールボックスに入っているメールも全部消えてしまいます。
そのため、解約する前にあらかじめ移行先のメルアドを確保した上で、各種サービスに登録しているメルアドを変更したりメールボックスに入っているメールのバックアップをとっておかなければなりません。
時間をかけてゆっくりメール関係の移行作業をしていきたいと考えていたため、なかなかプロバイダの乗り換えに踏み切れずにいました。
原因の一つとして近所にOCNユーザーが多かったという可能性
何度もOCNやNTT西日本のお客様相談センターへ問い合わせてアドバイスをいただきながら、なんとか他社へ移行せずに通信の不安定を解消できないか、様々な方法で改善を試みました。
- LANケーブルを高性能なものに買い替える(カテゴリー5→カテゴリー6)
- 無線LANカードを当初のものから改良型のものに交換してもらう
※NTTからのレンタル品で、モデム上部に直接差して使うもの - モデムの設定を変えてみる
上記のように、私にできる改善方法は全て試しましたが、どんな改善方法を試しても結局は回線の不安定を解消するには至りませんでした。orz
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OCN・NTT西日本への問い合わせを繰り返す中で得られた情報の一つですが、通信が不安定化に至った理由について、我が家の近所でも同じようにOCNを利用しているユーザーが多かった可能性が最も高いとのことでした。(断言はできませんが…)
確かに近所で同一プロバイダの契約が集中していると繋がりづらくなる可能性が高くなるというのは納得です。
それにOCNは国内最大級のシェアを誇りますから、近所に何人かOCNユーザーがいるのは確実でしょう。
その他、問い合わせた当時はまだOCNが「IPv6」「IPoE」という新しい接続規格に対応していなかったため通信の混雑に耐えきれなかったという可能性も考えられるという話も聞きました。
昨年(2020年)6月になってようやくOCNでもIPv6・IPoEでの接続に対応したとのことですが、正直言うと「今さらですか…」とちょっと残念に思います。
新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)の世界的大流行によるリモートワークやビデオ会議の需要増加が無ければ、あと2〜3年ほど先送りになっていた可能性もあると考えるとちょっとね…。
天下のNTTグループのサービスなのに、
フットワークの鈍さがネックになっているところが惜しい。
プロバイダの変更を決意したのは2018年末。同時に光コラボへ移行
「このままでは埒(らち)が明かないな」とほぼお手上げ状態に陥った私は、不本意ながらも(ヲイ)本格的にプロバイダの変更を検討するようになりました。
OCNへもメール関係サービスについて相談したところ、「『OCNバリュープラン』というプランに切り替えることで接続サービスのみを解約してメールアカウントだけ継続利用することも可能」と教えていただきました。これならゆっくり時間をかけて移行作業ができそうです。
「OCNバリュープラン」を利用することによりメール関係の移行問題についてはひとまず解決に至ったことから、2018年(平成30年)12月、遂にOCNとのプロバイダ契約を打ち切る決意をしたのでした。
10年近くのお付き合い。いろいろありましたが長い間お世話になりました…。
これと同時に回線自体もフレッツ光から「ドコモ光」へ移行することに。
我が家では両親と私と弟…家族4人全員がNTTドコモのユーザー。固定回線もドコモに合わせると、携帯料金の割引が効くのでこの機会に携帯電話と固定回線の契約も統一してしまおうと考えたのです。
(利用金額に応じてdポイントも貯まるし…)
近所の利用者が少なさそうなとくとくBBを乗り換え先に選択
いろいろ迷った結果、移行先のプロバイダに選んだのが「GMOとくとくBB」。
WordPressブログ用に契約しているレンタルサーバー「ConoHa WING」の運営会社でもあるGMOインターネットが提供するプロバイダサービスです。
良心的な料金と充実のサービスで支持を集めており、2019年度・2020年度のオリコン顧客満足度調査「プロバイダ広域企業」部門で栄えある総合第1位に輝くほど。
一部サービス・キャンペーンの内容が異なりますが、auひかり向けやフレッツ光向けのコースもあります。
高性能Wi-Fiルーターも追加料金無しでレンタル!
とくとくBBのドコモ光向けプランでは高性能のWi-Fiルーターが追加料金無しでレンタルできるという嬉しい特典が!ルーター購入にも結構な金額がかかるので大変助かりました。
申込み時にレンタルするルーターの機種を選択できるため(私の場合はバッファロー製です)人によって機種が異なりますが、このレンタル対象のルーターは2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の電波帯域に対応しているので、より快適な無線LAN環境を構築することができます。
※2021年2月現在、バッファロー製の他にNEC製やエレコム製のルーターも選択できます。
- 2.4GHz帯:広範囲で通信が可能だがBluetooth等との電波干渉が起こる可能性がある
- 5GHz帯:電波干渉が少なく安定した通信が可能だが障害物に弱い
まれに調子が悪くなって急に通信が途切れてしまうことがあるのですが、そんな時は接続する電波帯域を変更することで、大抵の場合すぐにまた安定して繋がるようになります。
調子が悪くなるのは1ヶ月に1回あるかないか。
概ね快適に利用できています。感謝!
Wi-Fiルーターのレンタルについては追加料金無しで利用できるのですが、37ヶ月(3年1ヶ月)の最低利用期間があります。
37ヶ月目までに解約する場合は、ルーターの返却が必要です。38ヶ月目以降は返却が不要になります。
つまり3年2ヶ月以上レンタルしたのなら、実質「購入」したような感じになりますね。長く使い続ければどんどんお得になりますよ。
安定したネット環境が帰ってきた!
OCNからとくとくBBに乗り換えて一番実感していることは、昔(2015年以前)のような「通信が安定しているネット環境が帰ってきた」ということです。
昼夜・平日休日で通信速度に差が出ることはまずありませんし、通信不可能に陥るケースも減りました。
弟も「ネットゲームが不安定だ」と口にすることがピタリと無くなりました。概ね満足してくれているようです。
やっぱり近所で契約中プロバイダが集中して繋がりにくかったのかなと今になって強く実感しています。
回線自体もドコモ光に移行したことで、プロバイダ代と回線代をドコモの携帯料金と合算して支払えるから料金の計算も簡単です。ほんの数百円程度ですが割引が効くのも素晴らしい恩恵です。
Wi-Fiルーターも追加料金無しでレンタルできるという大きなメリットも効きました。長期間での利用を前提にすればレンタルしながら実質として分割払いしているようなイメージなので手軽にルーターを導入できるのがありがたいです。
以上の経験・感想を踏まえた結論として、今回のプロバイダ変更は「大成功」だったと考えています。この乗換プランを選んで本当に良かった。それくらい今のネット環境に大満足しています。
サービス内容の著しい改悪や終了等特段の理由がない限り、これからも長期的にとくとくBB&ドコモ光を愛用していきたいと思います。
ルーター代を抑えたい人やドコモの携帯電話を使っている人に
超おすすめです!ぜひ検討してみてください。